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『スカーレット・ピンパーネル』は、ミュージカル作品。原作はバロネス・オルツィの小説「紅はこべ」(原題:''The Scarlet Pimpernel'')。 1997年にブロードウェイで初演された。登場人物などの設定は原作に近いが、ストーリーはかなり異なり、マルグリートが手紙を盗み見るところの他は、ほとんどの場面が原作には全くない場面で構成されている。マルグリートとショーヴランは元恋人で、アルマンはマルグリートの弟になり、アルマンの恋人はサン・シール侯爵令嬢ではない。 脚本・作詞はナン・ナイトン、作曲はフランク・ワイルドホーン。 日本では、 フランク・ワイルドホーン作曲のブロードウェイミュージカルを元に、小池修一郎が潤色・演出を担当し、宝塚歌劇団で上演された。2009年、第16回読売演劇大賞優秀作品賞、第34回菊田一夫演劇大賞を受賞。 なお、タイトルは英語表記(THE SCARLET PIMPERNEL)とカタカナ表記を併記。 == 日本での上演 == === 宝塚歌劇団での上演 === ;2008年 星組(宝塚観劇での初演) : *2008年6月20日~10月5日に宝塚大劇場と東京宝塚劇場にて上演された。安蘭けい・遠野あすかの大劇場公演3作品目となる。 : *脚色・演出は小池修一郎が担当。以降の宝塚版も担当している。 : *宝塚での劇中歌「ひとかけらの勇気」は、作曲担当のフランク・ワイルドホーンが、宝塚歌劇で初演するにあたり書き下ろした楽曲であるが、実はSKY STAGEの番組「NOW ON STAGE」の座談会にて、安蘭の歌声を聞いて安蘭のために書き下ろした楽曲であるとエピソードが披露されている。 ;2010年 月組 : *2010年4月16日~7月4日に宝塚大劇場と東京宝塚劇場にて上演された。 : *霧矢大夢・蒼乃夕妃コンビの大劇場お披露目公演となる。 : *タカラヅカ レビューシネマの第3弾として、2010年10月に先行上映、2011年1月から全国で上映。 : *映画版の配役は、ショーヴラン役が明日海りお、アルマン役が龍真咲。〔映画版 月組公演『THE SCARLET PIMPERNEL』 公開決定! (宝塚歌劇団、2010年9月3日)〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スカーレット・ピンパーネル」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 The Scarlet Pimpernel (musical) 」があります。 スポンサード リンク
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